団体信用生命保険とは
住宅ローンを借りる際には、生命保険に入るのが一般的です。
ご本人が亡くなった場合に住宅ローンの残債を保険金で支払い、残された家族に負担をかけないように配慮をするための制度です。
金融機関によっては「3大疾病特約付き」の生命保険を商品化していて、亡くなった場合以外であっても「癌」・「脳梗塞」・「心筋梗塞」と診断されたら保険金で残債を支払うことが可能となっています。
とても安心感のある保険だとお感じになる方が多いのですが、保険料は安いのでしょうか?
この「3大疾病特約付き」の生命保険は、ローンを借りればタダで付いてくると勘違いしている方がいるのですが、実際は金利に含まれています。
冷静に考えた方が良さそうですね。
ポイントとなるのは、融資を受けるためにはこの保険に加入することが条件になっていることです。
2~3年以内に大きな手術をした方や、持病をお持ちの方はこの保険に加入できませんから、ローンの審査で融資が承認されず、結果的に借入不可となるのです。
フラット35は、団体信用生命保険の加入が任意です。
つまり、保険には入っても入らなくても良いのです。
手術の履歴がある方、持病をお持ちの方は保険に加入しないという選択をして融資が受けられます。
健康な方も、加入は任意ですから団体信用生命保険に加入せずに融資を受けることが出来ます。
団体信用生命保険の保険料は、割安ではありません。(あまり強調できませんが・・・)
普通の健康状態の方でも、団体信用生命保険に加入せずにご本人の選択で他の生命保険に加入する方が少なくありません。
この場合、フラット35の金利はその分だけ安くなります。
ここは、知らない方が多いキーポイントです。
今やネット経由の申し込みで保険料が安くなるのは、自動車保険だけではなく生命保険も同様です。テレビのコマーシャルでもよく見かけますね。
健康な方でも、団体信用生命保険に加入せずに、保険料が割安な生命保険に加入すると・・・。
金利が安くなった場合の返済額と、ご自身の加入する生命保険の保険料を比較して、どちらが得かの判断が可能だと思います。
選択肢はいくつもあるのに、気が付かない方が多いのは残念です。
フラット35(全宅住宅ローン)の強みをここで再確認してみましょう。
・固定金利で返済額が35年後も変わらない。
・繰り上げ返済手数料が無料、何度でもOK!
・団体信用生命保険の加入は任意です。
・転職して間もない方でも借り入れが可能。
・お客様は、銀行の窓口に一度も足を運ぶ必要がありません。